皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく公民を学んでいきましょう。
「選挙の仕組みって、漢字ばかりでややこしい……」
「小選挙区と比例代表、結局どっちがいいの?」
テストや入試で必ずと言っていいほど狙われるのが、この「選挙制度の違い」です。
日本が現在採用している衆議院の「小選挙区比例代表並立制」を理解するためには、それぞれの制度の「良いところ」と「困るところ」を整理するのが一番の近道です。今回は、アニメのキャラに例えながら、どこよりもわかりやすく解説します!
「小選挙区制と比例代表制のメリット・デメリット」
1. 1位だけが笑う!「小選挙区制」
一つの選挙区から、たった一人の代表を選ぶ制度です。
👌 メリット
- 政治が安定する:大きな政党が勝ちやすく、意見がまとまりやすいため、スピーディーに政策が進みます。
- 顔が見える選挙:選挙区が狭いので、候補者と有権者の距離が近く、誰が何をしてくれるのかがわかりやすいです。
- お金がかからない:選挙区が限定されているため、選挙活動の費用が少なくて済みます。
❌ デメリット
- 「死票(しひょう)」が多い:ここが一番のテスト頻出ポイント!当選者以外に投じられた票はすべて無効(死票)になってしまいます。
- 二大政党制になりやすい:小さな政党の候補者は当選しにくいため、大きな政党ばかりが有利になります。
2. みんなの意見を拾う!「比例代表制」
政党の得票数に応じて、議席を分配する制度です。
👌 メリット
- 「死票」が少ない:得票数に応じて議席が配分されるため、多くの人の意見が反映されます。
- 小さな政党も活躍できる:少数の意見(マイノリティ)も政治に届きやすくなります。
❌ デメリット
- 政治が不安定になりやすい:小さな政党がたくさん議院に入ると、意見がバラバラになってなかなか物事が決まらないことがあります。
- 誰が選ばれたか分かりにくい:個人名ではなく「政党名」で選ぶため、当選者との距離が遠く感じられます。
3. 【一目でわかる】比較まとめ表
| 比較項目 | 小選挙区制 | 比例代表制 |
| 当選人数 | 1つの選挙区から1人 | 票数に応じて複数人 |
| 死票 | 多い | 少ない |
| 得意なこと | 政治の安定(大きな政党に有利) | 多様な意見の反映(小さな政党に有利) |
4. 豆知識:「死票」をドラえもんで考えてみよう!
もし「生徒会選挙」を小選挙区制でやったら?
立候補者が「ドラえもん(120票)」「コナン(100票)」「しんちゃん(80票)」だったとします。
小選挙区制なら、120票をとったドラえもん一人が当選です。残りのコナンとしんちゃんに投票した合計180票は、まるでなかったことになってしまいます。これが「死票」の多さの正体。実は当選者の票よりも「なかったことにされた票」の方が多いこともあるんですよ。
5. 基礎用語の確認問題(5問)
【問1】 一つの選挙区から一人の代表を選ぶ選挙制度を何といいますか。
【問2】 落選した候補者に投じられた、議席に結びつかない票のことを何といいますか。
【問3】 各政党の得票数に応じて議席を割り振る選挙制度を何といいますか。
【問4】 1994年以降の衆議院選挙で採用されている、2つの制度を組み合わせた名称は何ですか。
【問5】 比例代表制において、議席を分配するために使われる計算方式を何といいますか。
6. 基礎用語の確認問題の答え
【問1】 小選挙区制
【問2】 死票
【問3】 比例代表制
【問4】 小選挙区比例代表並立制
【問5】 ドント式

