皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく公民(経済)を学んでいきましょう。
学校帰りや塾の帰りにスーパーへ寄ると、お惣菜に「半額シール」が貼られているのを見たことはありませんか? 270円の唐揚げが135円になっている……。「ラッキー!」と思うかもしれませんが、実はそこには経済学のとても大切なルールが隠されています。
今回は、お惣菜やケーキを例に、テストに出る「需要・供給・均衡価格」の仕組みを、どこよりも分かりやすく解説します!
市場経済と価格の決まり方
1. 「市場(しじょう)」と「市場価格」ってなに?
私たちは普段、スーパーやコンビニ、ネットショップで買い物をしますよね。このように、モノを売ったり買ったりする場所のことを市場(しじょう)といいます。
そして、そこで実際に売られている値段のことを市場価格(しじょうかかく)といいます。
例えば、私が夜の7時すぎにスーパーへ行ったとき、270円の唐揚げが半額の135円になっていました。これは、「市場価格が下がった」ということです。では、なぜ価格は変わるのでしょうか?
2. 「買いたい人」と「売りたい人」のバランス
価格を決めるのは、2つの力のバランスです。
- 需要量(じゅようりょう):消費者が「その値段ならこれだけ買いたい!」と思う量。
- 供給量(きょうきゅうりょう):お店やメーカーが「その値段ならこれだけ売りたい!」と思う量。
夜のスーパーの唐揚げの場合、こうなっています。
お店の思惑:閉店までにお惣菜を全部売り切りたい!(供給量 > 需要量)
解決策:値段を下げて「買いたい人」を増やそう! → 半額シール!
逆に、12月のきゅうりが高いのは、寒くて作るのが大変(供給が減る)なのに、サラダなどで使いたい人はたくさんいる(需要が多い)からなんです。
3. ピッタリ売り切れる「均衡価格(きんこうかかく)」
ケーキ屋さんを例に考えてみましょう。
| ケーキの価格 | お客さんの反応(需要) | お店の在庫(供給) | 結果 |
| 600円 | 高すぎる!あまり売れない | 10個余った | 価格が高すぎた(売れ残り) |
| 200円 | 安い!すぐ売り切れた | 開店3時間で完売 | 価格が安すぎた(品不足) |
| 400円 | ちょうどいい! | 閉店時にピッタリ完売 | 均衡価格(需要=供給) |
需要量と供給量がちょうど一致して、モノが過不足なく売り切れる価格のことを均衡価格(きんこうかかく)といいます。

4. 【面白い豆知識】同じ「ビッグマック」でも値段が違う!?
マクドナルドのビッグマック。日本中どこでも同じ値段だと思っていませんか? 実は、都道府県によって値段が違うんです!
- 東京・大阪・神奈川など:640円(家賃や人件費が高いから)
- 青森・石川・愛媛など:580円
- 山形・鳥取・島根など:560円
地域によって「売りたい側」のコスト(供給の事情)や「買いたい人」の状況(需要の事情)が違うため、場所によって価格が変わることもあるんですね。
5. 基礎用語の確認問題(5問)
【問1】 商品を売買する場所を何といいますか。
【問2】 市場で実際に売買されている価格のことを何といいますか。
【問3】 消費者が商品を買おうとする量のことを何といいますか。
【問4】 生産者やお店が商品を売ろうとする量のことを何といいますか。
【問5】 需要量と供給量が一致したときの価格を何といいますか。
6. 基礎用語の確認問題の答え
【問1】市場(しじょう)
【問2】市場価格
【問3】需要量
【問4】供給量
【問5】均衡価格
