皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も一緒に社会科の公民を学んでいきましょう!
「週休3日にならないかなぁ」「消費税が安くならないかなぁ」なんて思ったことはありませんか?実はこれらを実現するには、「法律」を変える必要があります。今日は、その法律ができるまでのドラマチックな流れと、最強のパワーを持つ「衆議院の優越」についてお話しします!
国会の仕事① 法律の制定と予算の議決
1. 国会の「7つのお仕事」をチェック!
国会は「唯一の立法機関」ですが、実は法律を作る以外にも大切なお仕事が全部で7つあります。
- 法律の制定(立法)
- 予算の審議・議決
- 内閣総理大臣の指名
- 条約の承認
- 国政調査権(国の政治を調べる)
- 憲法改正の発議
- 裁判官弾劾裁判所の設置
まずは、この中の「法律の制定」の流れから見ていきましょう!
2. 法律ができるまでのステップ:委員会がカギ!
法律案は、議員または内閣が提出します。そこから、衆議院と参議院の両方で、以下のステップをクリアしなければなりません。
- 委員会(いいんかい):いきなり全員で話し合うのは大変なので、まずは少人数の専門チームでじっくり話し合います。
- 公聴会(こうちょうかい):専門家や関係者を呼んで意見を聞く、とっても大事な会です。
- 本会議(ほんかいぎ):委員会の合格をもらった案を、議員全員で多数決!合格すればもう一方の議院へ送られます。
3. 最強のパワー!「衆議院の優越」
もし、**「衆議院は賛成だけど、参議院は反対!」**と意見が分かれたらどうなるでしょうか?
答えは、衆議院の議決が優先 されます。これを 衆議院の優越(ゆうえつ) といいます。
なぜ衆議院のほうが強いの?(記述問題の定番!)
衆議院は参議院に比べて 「任期が短く(4年)、解散もある」 ため、より 「国民の意見を強く反映している」 と考えられているからです。
4. これだけは覚える!重要事項まとめ表
テストに出る「衆議院の優越」のパターンをまとめました。
| 事項 | 衆議院が優先されるルール |
| 法律案の議決 | 参議院で否決されても、衆議院で 出席議員の3分の2以上 で再可決すれば成立! |
| 予算の先議 | 予算案は必ず 衆議院から先に 話し合わなければならない。 |
| 総理大臣の指名 | 意見が食い違っても、最後は 衆議院が指名した人 が総理大臣になる。 |
5. 基礎用語の確認問題(5問)
【問1】 法律案が提出された後、最初に行われる少人数での話し合いの場を何といいますか。
【問2】 委員会で、専門家などの意見を聞くために開かれる会を何といいますか。
【問3】 衆議院と参議院の意見が一致しないとき、衆議院の判断を優先することを何といいますか。
【問4】 予算の審議について、衆議院が参議院よりも先に行う原則を何といいますか。
【問5】 参議院で否決された法律案を衆議院で成立させるには、出席議員の何分のいくつ以上の賛成が必要ですか。
6. 基礎用語の確認問題の答え
- 【問1】 委員会
- 【問2】 公聴会
- 【問3】 衆議院の優越
- 【問4】 予算の先議(権)
- 【問5】 3分の2以上
7. 高校入試対応:記述問題
【問題】
なぜ衆議院には、参議院よりも強い権限(優越)が認められているのですか。「任期」「国民の意見」という言葉を使って説明しなさい。
【解答例】
衆議院は参議院よりも任期が短く、解散もあるため、より国民の意見を強く反映していると考えられるから。まとめ:
法律ができるまでには、たくさんのステップと「衆議院の優越」という大事なルールがあります。特に「3分の2以上の再可決」や「予算の先議」は、暗記必須のポイントですよ!
次は、そんな国会と協力して政治を行う 「内閣(行政)」 の仕組みを攻略していきましょう!
