皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく公民(経済)を学んでいきましょう。
「消費税10%って高すぎ!」「お小遣いには税金かからないのに、なんで大人の給料からは引かれるの?」
そんな風に思っている人も多いはず。でも、税金はただ「取られる」ものではなく、社会というチームを維持するための「会費」のようなものです。
今回は、テストに絶対出る「直接税・間接税」や「累進課税」の仕組みを、面白い雑学を交えてどこよりも分かりやすく解説します。受験生の皆さんは用語の整理に、小中学生の皆さんは家族に自慢できるネタとして読んでみてください!
税金の仕組み
1. 【おもしろクイズ】これって税金かかる?かからない?
まずは、大人でも間違える「税金の境界線」をクイズでチェックしてみましょう!
Q1:天皇陛下は税金を払っている?
答え:○(払っている!)
天皇陛下も、ご自身の所得(お給料のようなもの)があれば、国民と同じように所得税などをしっかりと納めています。
Q2:交通事故の損害賠償金(1,000万円)に税金はかかる?
答え:×(かからない!)
怪我に対するお見舞い金や賠償金は、何かを売って得た「利益」ではないため、税金はかからないルールになっています。
Q3:ビールの大ビン(633ml)の値段のうち、税金は20%くらい?
答え:×(もっと高い!)
実はビールの価格の約4割近くが酒税と消費税です。お父さんの晩酌も、実は立派な「社会貢献」なんですね。
2. 受験生必見!「直接税」と「間接税」のスッキリ整理
税金は、「誰が納めて、誰が負担するか」で2つのグループに分けられます。ここがテストの最重要ポイントです!

| 種類 | 特徴 | 主な例 |
| 直接税(ちょくせつぜい) | 税金を納める人と、負担する人が同じ。 | 所得税、法人税、固定資産税 |
| 間接税(かんせつぜい) | 税金を納める人と、負担する人が違う。 | 消費税、酒税、たばこ税、入湯税 |
- 所得税:働いて得たお給料にかかる税金。
- 消費税:買い物をしたときに払う税金(お店がまとめて国に納めるから「間接」)。
- 法人税:会社が儲けた利益にかかる税金。
3. 格差をなくす「累進課税(るいしんかぜい)」のパワー
日本の所得税には、公平にするための「累進課税」という仕組みがあります。
所得税の税率イメージ(2026年時点)
- 所得195万円以下:5%
- 所得4,000万円超:45%
「お金持ちほど、高い割合で税金を払ってね」というルールです。これによって、社会全体の貧富の差が広がりすぎるのを防いでいるんですね。

4. 日本の「お財布」は借金だらけ!?財政のリアル
国が税金を集めて使う活動を財政(ざいせい)といいます。
今、日本の財政はとてもピンチな状況です。税金(歳入)だけでは、社会保障などの支出(歳出)をまかないきれていません。
そこで、足りない分を「国債(こくさい)」という借金で補っています。これを月収55万円の家庭に例えるとこうなります。
- 月収:55万円(税金など)
- 借金:24万円(毎月の不足分!)
- 支出:79万円
- 借金の総額:約6,300万円!
将来、この借金をどうやって返していくのか。それは今の小中高生の皆さんが大人になったときに直面する、避けては通れない大きな課題なのです。
5. 基礎用語の確認問題(5問)
【問1】 収入が多い人ほど、税金の負担率(税率)が高くなる仕組みを何といいますか。
【問2】 消費税のように、税金を「納める人」と「負担する人」が異なる税金を何といいますか。
【問3】 所得税のように、税金を「納める人」と「負担する人」が同じである税金を何といいますか。
【問4】 国が足りない予算を補うために発行する、将来返さなければならない借金を何といいますか。
【問5】 税金のうち、国に納めるものを「国税」といいますが、市区町村などに納めるものを何といいますか。
6. 基礎用語の確認問題の答え
【問1】 累進課税(るいしんかぜい)
【問2】 間接税
【問3】 直接税
【問4】 国債(公債)
【問5】 地方税

