お金と賢く付き合おう!「消費生活」と23歳のリアルな家計簿

皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も一緒に社会科の公民分野について学んでいきましょう!

突然ですが、皆さんは「1本500円のコーラ」を高いと思いますか?それとも安いと思いますか?今日は、私たちが毎日行っている「買い物の正体」と、将来必ずぶつかる「お金の現実」について解き明かしていきます。

私たちの消費生活


1. 私たちの周りは「財」と「サービス」でできている

私たちが生活の中で買う「商品」は、大きく2つに分けられます。

  • (ざい):スーパーの食品、洋服、本、車など、形があるもの
  • サービス:美容院でのカット、塾の授業、野球観戦、電車の移動など、形がないもの

誕生日プレゼントに「物が残るから財が良い!」という人もいれば、「旅行(サービス)に行きたい!」という人もいますね。この消費者(私たち)が、生産者(企業など)の作った商品を貨幣(お金)で購入する仕組みを経済と呼びます。


2. 就職2年目!23歳のリアル家計簿シミュレーション

さて、授業でも盛り上がった「将来設計」です。月収24万円、新宿駅周辺で一人暮らし。夢が膨らみますが……現実は甘くありません。

避けては通れない「家計」の仕組み

家族や個人の消費生活の単位を家計(かけい)といいます。

項目内容
消費支出食費、住居費、光熱費、スマホ代、娯楽費など、生活に必要な財やサービスへの支出。
非消費支出所得税住民税社会保険料など、義務として支払うお金。
貯蓄収入から全ての支出を引いて残ったお金。(預金、株式など)

「実は税金がかかるんです」と伝えた時の皆さんの顔が忘れられません(笑)。収入24万円をまるまる使えるわけではなく、そこから非消費支出を差し引いた金額でやりくりしなければならない。これが大人のリアルです。


3. なぜ富士山の山頂のコーラは500円なのか?

「世界で一番高いコーラはどこで売っている?」の答えは「富士山の山頂」。通常の3倍以上の値段ですが、のどがカラカラの状態で目の前に出されたら、買いたくなる人が続出しましたね。

なぜこんなに高いのか?それは希少性(きしょうせい)が高いからです。

希少性とは:

私たちが欲しがる量(需要)に対して、商品の量(供給)が不足している状態。

山頂まで荷物を運ぶのは大変な労力がかかります。手に入りにくいものほど、その価値(価格)は上がる。これが経済の基本ルールです。


4. 基礎用語の確認問題(5問)

【問1】 形のある商品のことを何といいますか。

【問2】 理髪店で髪を切ってもらうような、形のない商品のことを何といいますか。

【問3】 所得税や社会保険料など、家計の支出のうち自分の意思で減らしにくい支出を何といいますか。

【問4】 収入から全ての支出を差し引いて残った、将来に備えるためのお金を何といいますか。

【問5】 欲しがる人の量に対して、物の量が足りていない状態を何といいますか。


5. 基礎用語の確認問題の答え

【問1】

【問2】 サービス

【問3】 非消費支出

【問4】 貯蓄

【問5】 希少性


6. 高校入試対応:記述問題

【問題】

家計において「貯蓄」を行うことには、どのような目的があるか。将来の生活に触れて簡潔に説明しなさい。

【解答例】

病気や失業といった不測の事態や、老後や住宅購入といった将来の大きな支出に備えるため。

7. まとめ

私たちの消費生活は、単に「欲しいものを買う」だけではありません。限られた収入の中で、消費支出非消費支出を計算し、将来のために貯蓄を回すという、高度な判断の連続です。

富士山の500円のコーラの話は、**「価値は状況によって変わる」**ということを教えてくれます。皆さんも、買い物をするときに「これは今の自分にとって、その値段に見合う希少性や価値があるかな?」と少しだけ立ち止まって考えてみてください。それが、賢い消費者への第一歩になります!

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