皆さん、こんにちは!「社会人先生」です。今日も楽しく公民(経済)を学んでいきましょう。
「株式会社」ってニュースでよく聞くけど、結局何をしているところか知っていますか? 「大人がスーツを着て難しい会議をしている場所」……そんなイメージがあるかもしれませんが、実は仕組みはとってもシンプル。
今回は、私が「アイスクリーム屋さん」をオープンする!という設定で、株式会社の正体をスッキリ解説します。これを読めば、あなたも明日から経済ツウです!
株式会社の仕組み
1. お店を始めるには「資本(お金)」が必要!
お店を始めるには、いろいろな準備が必要です。
- 業務用冷蔵庫:約200万円
- アイスを作る機械:約50万円
- キッチンカー:約200万円
- 材料や宣伝費:??万円
お店を始めるために必要な設備や道具を資本(しほん)、それを用意するための元手の資金を資本金(しほんきん)といいます。
私のアイス屋さんの場合、全部で1000万円必要だとしましょう。でも、私の貯金は130万円しかありません……。あと870万円、どうすればいいでしょうか?
2. 「株式」を発行して仲間(出資者)を集める
そこで登場するのが「株式会社」の仕組みです!
一人で870万円出すのは大変ですが、たくさんの人から少しずつ集めれば大きな金額になります。 例えば、1口を870円にして、1万人にお金を出してもらえば、あっという間に870万円集まりますよね。
このとき、お金を出してくれた人に「あなたはこの会社の仲間ですよ」という証明書として渡すのが株式(かぶしき)です。
- 出資者(お金を出した人):株主(かぶぬし)と呼ばれます。

3. 株主になると、どんなイイコトがあるの?
お金を出してくれた株主さんには、もちろんメリットがあります。
- 配当(はいとう)がもらえる お店が繁盛して利益(儲け)が出たら、その一部を「応援ありがとう!」とお礼として株主さんに分配します。これを配当といいます。
- 株主総会(かぶぬしそうかい)に参加できる 「次はどんな味のアイスを売る?」「社長は誰にする?」といった大事なことを決める会議に参加して、一票を投じることができます。これが株式会社の最高意思決定機関です。
- 【注目!】株主優待(かぶぬしゆうたい)が届く 配当金(お金)とは別に、その会社が作っている製品やサービス券がもらえる制度です。 例えば、私のアイスクリーム屋さんの株主になると……
- 「アイス10個無料チケット」
- 「新作アイスの優先試食セット」 などが自宅に届くイメージです!
★ 中学生が知っている「あの会社」の優待は?
- マクドナルド:ハンバーガーやポテトの無料引換券がもらえる!
- サンリオ:サンリオピューロランドの入場券や、可愛いキャラクターグッズがもらえる!
- ANA・JAL:飛行機のチケットが割引になる優待券がもらえる!
「自分が応援している会社からプレゼントが届く」というのは、株主ならではのワクワクする楽しみの一つですね。
4. 経営と所有の分離:社長はプロに任せる?
昔は「お金を出した人=経営する人」が普通でしたが、現代の大きな会社では、たくさんの株主がいるため全員で経営するのは難しいです。
そこで、株主たちは「経営はプロに任せよう!」と考えます。これを所有と経営の分離といいます。
- 所有者:株主(お金を出した人たち)
- 経営者:取締役・社長(経営を任されたプロ)
5. 基礎用語の確認問題(5問)
【問1】 企業が事業を始めるための元手となる資金のことを何といいますか。
【問2】 資金を出資してもらう代わりに、株式会社が発行する証券を何といいますか。
【問3】 株式を購入し、その企業に出資した人のことを何といいますか。
【問4】 企業が得た利潤(儲け)の一部を、出資者に分配することを何といいますか。
【問5】 株主が集まって、企業の経営方針などを決める最高意思決定機関を何といいますか。
6. 基礎用語の確認問題の答え
【問1】資本金
【問2】株式
【問3】株主
【問4】配当
【問5】株主総会

