「グローバル化って何だろう?」
「なぜ世界中で同じ商品やスポーツ選手を見るの?」
この記事では、グローバル化の意味から、スポーツ・ビジネス・国際協力まで、中学生にもわかりやすく解説します。クイズや事例で“世界とつながる”感覚を楽しみましょう!
グローバル化
1. グローバル化って何?
グローバル化とは、
「人・モノ・お金・情報などが、国境を越えて地球規模に移動し、影響し合うこと」です。
人の例:スポーツ
- 大谷翔平選手(日本人)がMLBドジャースで活躍
- プロ野球やJリーグに在籍する外国人選手
- 大相撲のモンゴル出身の横綱も大人気
モノの例:製品
- スマホ(iPhone/Android)はアメリカや韓国で開発
- 日本で売られる牛肉はオーストラリア産やアメリカ産
- 街角にあるZARA、マクドナルド、ケンタッキー
2. 国際協力もグローバル化
- 日本人がアフリカでバッタ駆除に挑む
- 青年海外協力隊員としてナミビアで教育に携わる
→ 国を超えて「助け合い」「知識をシェア」する活動もグローバル化の一部です。
3. 多国籍企業とローカライズ
多国籍企業とは、複数の国に進出し、ビジネスを行う企業のこと。
代表例:マクドナルド
「郷に入っては郷に従え」の精神で、地域ごとに商品やサービスをカスタマイズしています。
マクドナルド・グローバルクイズ
- インドではハンバーガーに( )は使われない
- サウジアラビアの店舗では1日5回( )がある
- スウェーデンには( )スルーがある
- ノルウェーには運河沿いの( )スルー
- シンガポールには( )スルー
- オランダではコロッケバーガーに( )コロッケが入っている
- 東南アジアではお米を使った( )メニュー
- タイのドナルド君は( )のポーズ
- 香港では2万円から( )が行える
👉 答えを見る1. 豚肉 2. 礼拝(サラート) 3. バイシクル(自転車) 4. ボート(船) 5. マリーン(マリン) 6. ビターバー 7. ライスバーガー 8. 伝統の合掌 9. ケータリング宅配
4. コンビニと食文化の変化
- 日本のコンビニが台湾に進出
- 冷たいおにぎりや弁当の習慣が台湾に定着
- 日本製炊飯器も世界中で人気
炊飯器クイズ
記号 | 機能 | 国・地域 |
---|---|---|
ア | 高圧炊飯(ふっくら) | 中国 |
イ | 蒸し器つき | 韓国 |
ウ | 72時間保温機能 | インドネシア |
エ | おこげができる | 中近東(UAE等) |
👉 答えを見るア:中国 イ:韓国 ウ:インドネシア エ:中近東
キーワードまとめ
用語 | 説明 |
---|---|
グローバル化 | 人・モノ・お金・情報が国境を越えて動き、地球規模で結びつく現象 |
多国籍企業 | 複数の国に進出しビジネスを行う企業(例: マクドナルド) |
国際分業 | 得意な産業に特化し、苦手な産業を他国から輸入する仕組み |
国際競争 | 他国企業と世界市場で競争すること |
ローカライズ | 進出先の文化や習慣に合わせて商品やサービスを変えること |
確認問題
❓ 単語の確認問題(選択式)
- グローバル化とはどれ?
- 国内だけでビジネスすること
- 国境を越えて人やモノが行き来すること
- インターネットを使わないこと
- 海外旅行をしないこと
- 日本人スポーツ選手の活躍例は?
- 大谷翔平がMLBでプレー
- 松井秀喜がW杯で得点
- イチローがACミランに所属
- 本田圭佑がNBAで活躍
- マクドナルドのような多国籍企業が行う「郷に入っては郷に従え」を何という?
- グローバル標準化
- ローカライズ
- 国際規格
- 一律化
- 国際分業の例として正しいのは?
- 日本がすべての製品を自給自足する
- 日本は車を輸出し、食料を輸入する
- 日本がすべての農産物を輸出する
- 日本だけで全製品を開発する
- 台湾でコンビニが定着した結果、変わったのは?
✅ 単語の確認問題の答え
- 国境を越えて人やモノが行き来すること
- 大谷翔平がMLBでプレー
- ローカライズ
- 日本は車を輸出し、食料を輸入する
- 冷たいおにぎりを食べる習慣
✍️ 用語練習問題(記述式)
- グローバル化がスポーツや文化にもたらす利点を2つあげて説明しなさい
- 多国籍企業が「ローカライズ」する際に気をつけるポイントは何か答えなさい
- 国際分業と国際競争の違いを説明しなさい
- あなたがもしマクドナルドの海外スタッフなら、どんなメニューを作ってみたいか理由を含めて書きなさい
- 日本の農業を守りつつグローバル化で成長させるには、どのような工夫が必要か考えを書きなさい
✅ 用語練習問題の解答例
- 世界中のトップレベルの試合で活躍できるようになる
異文化交流が進み、互いの国の理解が深まる - 現地の食文化や宗教(例:豚肉を使わない)に配慮する
現地言語・習慣に合わせたプロモーションを行う - 国際分業:各国が得意分野に特化して生産を分担すること
国際競争:世界市場で他国企業と商品やサービスを競い合うこと - 例:地元の特産果物を使ったスムージーハンバーガー。地域の味覚を取り入れつつ話題性を狙いたいから
- 農家支援プログラムで高品質米をブランド化し、輸出と地産地消を両立させる
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